F-secure 2008 簡易パソコンウイルステスト

F-secure総合パソコンセキュリティ対策ツールのアンチウイルス対策評価レビューです。前年度バージョンまで、アニメムーミンが登場するバージョンもありましたが、2008バージョンから搭載されなくなった様子です。

F-secure 2008 体験版入手先はこちら

テスト環境 
AMD Athlon64 3000+ Socket754 (2.0GHzシングルコア)
チップセット VIA K8T800Pro
グラフィック nVIDIA GeForce5200 128MBグラフィックメモリ
メモリ 512MB PC-2700
HDD 40GB IDE/7200rpm
OS WindowsXP pro OEM ServicePack2

ウイルスパターンファイルは2008/01/27付け
テスト日時も同日となります。
お断り、怪しいサイトでの検証結果を見るためにペアレンタルコントロール(未成年者を対象とした有害サイトブロックサービス)を無効にしてテストしております。


まず482個のパソコンウイルスを検査。スキャン結果詳細レポートです(圧縮してあります)
比較対象とするカスペルスキー検査結果はこちら


アンダーグラウンドサイトで何か検出するか開いて見た所、JS/IstBar.Fを検出しました。ファイヤーフォックスでも検出可能。


別のアンダーグラウンドサイトで、マルウェアダウンロード時の検出可否を確認試行するも未だ正常にダウンロードさせてくれない状況で確認出来ませんでした。
しかしながら、サイトを開くとJS/Linker.Vを検出してくれる様子を確認。ファイヤーフォックス利用時も同様に検出可能。


上記サイトより過去に取得したマルウェアを、別途ネット上からダウンロードで検出可否を確認
Trojan-Downloader.Win32.Agent.brfを検出。正しく検出可能でした。


今回は、当コーナー読者様より情報提供頂いた更新頻度の高いマルウェアを検出出来るかのテストをご覧頂きたいと思います。該当マルウェアはZlobなのですが、カスペルスキーのパターンファイル更新が追いつかない程新種が登場している様子です。私が確認させて頂いた時点ではF-Secureでは検出不可能でした。


該当ツールを複数アンチウイルス検査できるサイトで検査。検出可能なアンチウイルスがわずかでした。と言うより何か好ましくない偽セキュリティに感染してました。一応動画もアップしております。


何時もの様に手持ちのパソコンウイルスを数点実行試行し、特に不具合も無い事を確認した上で、最後にパソコンをF-Secureで検査。
検査結果は以下の通りです。
Trojan-Downloader.Win32.Zlob.gnu (ウィルス)

* C:\Documents and Settings\test1\デスクトップ\setup.exe 処理: 名前変更済み
* C:\Documents and Settings\test1\Local Settings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\0vyq8fpj.default\Cache\48CB0AD3d01 処理: 名前変更済み
* C:\Documents and Settings\test1\Local Settings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\0vyq8fpj.default\Cache\48CB0BB1d01 処理: 名前変更済み
* C:\Documents and Settings\test1\Local Settings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\0vyq8fpj.default\Cache\7B578802d01 処理: 名前変更済み

AdWare.Win32.BHO (adware)

* C:\Program Files\Helper\1201495373.dll 処理: 検疫済み

Zlobを見事に検出しているのですが、どう言う事なんでしょうね。検出率と実行結果のパソコン保護率は比例しないと言う事でしょうか。

最後にカスペルスキーオンラインスキャンの結果です。
見つかったウイルス1
感染したオブジェクト8
検査結果詳細はこちら


使用感想
2007バージョンよりも安定している感があり、感染したマルウェアはあるものの、ペアレンタルコントロールによる未成年者を悪意あるサイトからの保護が可能且つ検出能力も高いと言え、とてもお勧めのアンチウイルス対策製品だと思います。ただムーミンGUIは捨てないで欲しかったと言うのが本音です。